(作成 2007/04/28)
(最終更新 2007/04/28)

Bピラーカバーの外し方。


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 セレナを、いじった記録です。ドレスアップ、走行性能の向上等にはあまり興味がないので、ほとんどが使い勝手の向上のための物です。

 以下の内容を参考にして作業した結果、車両や部品の破損、健康上の被害、その他何らかの損害を被っても、当方は一切責任を負いません。自己責任でお願い致します。

Bピラーカバーの外し方。  作業日:2006/08/19

天井の内張りを外したいので、Bピラーのカバーを外します。外したのは上側だけですが、下側は上側より簡単ですね。

 お友達の、ニコニコ25さんの整備手帳を参考にさせていただきました。

 まずは、スライドドア部の取っ手を外します。これはネジ二本で固定されていて、プラのカバーがされているだけですので、簡単です。カバーをピックツール等で外して、ネジも外してください。

シートベルト上部のカバーを外します。これは単に嵌っているだけですので、引っ張るだけです。形状的に少し引っかかりがありますが、実際固定等はされていません。

外れたところ。カバーを外すと、シートベルトの固定ボルトが見えますので、これまた外します。画像は外した後です。

ここは下側を先に外さなくてはならないので、外します。ピンで固定されているだけですので、内張り剥がし等で手前に引くだけ。
 今回は、全部外す必要はありません。上側カバーだけ外せれば良いので、下側はずらす程度で充分です。ずらしたら、上側カバーの下部を、下側カバーの下から外側に引っ張り出します。
 上側カバー下部もピンで留まっているだけですので、引っ張れば外れます。

 注意点ですが、この上側カバー、必ず上側カバー下部から外してください。上部からは外せません。
 他のピラーのカバーは、全部上から外せますが。ここだけは駄目です。
 理由は下に。

引っ張り出したら、今度は上部を外します。画像は外した後。金属ピンが車体に残っています。
 ここは、結構力技です。多少強引に外さなくてはなりません。
 なぜなら、ここの金属ピン、返しが付いていて、簡単に外れないようになっているからです。付ける時は、プラ製のカバー本体にこのピンを取り付け、車体側にパコンと嵌めるだけなので、簡単なのですが。一度付けると、返しがあるので、簡単には抜けなくなります。

これが、そのピン。車体に残ったピンをラジペンで外して、上部のプラカバーに再度嵌め直した状態です。

こちらの画像の方が、見やすいかな? 夜だったのでちょっと画像が見難いですが、ご容赦を。
 こんな風に金属ピンに返しがあり、これが車体側の穴に、しっかり嵌っています。このため、上から外そうとしても、無理があります。必ず下から外しましょう。

なんでこんな構造になっているのか、不思議に思って調べてみました。
 これどうやら、カーテンエアバッグのためのようです。
 Bピラー上の天井付近に、カーテンエアバッグが入っています。万一の際は、天井の内張りとこのピラーカバーの間から展開され、乗員を保護する構造です。しかしこのカバーが他のピラーカバー同様に上から外す構造だと、エアバッグ展開と同時にカバーが吹き飛ぶことになります。これじゃ危険ですので、こんな構造になっているようです。
 うちの車両はカーテンエアバッグ装備車ですので、必要な構造ですが。装備していない車両では、不要な構造ですね。しかし、カーテンエアバッグを装備していないニコニコ25さんの車両でもそうだったようなので、これは全車共通のようです。部品の共用化のためでしょうか。
 このため、カーテンエアバッグ非装備車なら、ここは一度外したら、返しを削ってしまうか、可能なら普通の金属ピンに交換してしまえば、次からは上から外すことが出来るようになります。
 そうそう何度も、外すところではありませんが。(笑)
 なお、違っていても責任はとれませんので、悪しからずご了承ください。


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