ウインカー付きドアミラーの塗装。

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　セレナを、いじった記録です。ドレスアップ、走行性能の向上等にはあまり興味がないので、ほとんどが使い勝手の向上のための物です。

　以下の内容を参考にして作業した結果、車両や部品の破損、健康上の被害、その他何らかの損害を被っても、当方は一切責任を負いません。自己責任でお願い致します。

　ウインカー付きドアミラーの塗装　作業日：2007/09/22

　ドアミラーウインカー。Ｃ２５セレナの場合、サイドウインカーに該当する物がありません。これはフロントウインカーが張り出していて、左右後方にも光を出せる構造なため、サイドウインカーが無くても保安基準をクリア出来るためだろうと思われます。このためドアミラーウインカーも必要無いのです。一応オプション設定はされていますが。しかし純正オプションは、ドアミラーカバーに被さる形でかなり大きく、さらにＬＥＤの数も少ないため、社外品を購入しました。
　元のままでも保安基準は通るわけですが、より安全性を高めるためです。
　ネットオークションで購入した、Ｃ２５セレナ用ウインカー付きドアミラーカバーです。ムラーノやラフェスタ等も同じ物のようです。　純正オプションと違って、ドアミラーカバー自体を外して交換するタイプです。
　物はクリーム色の未塗装品です。それと配線やエレクトロタップ、ヒューズ等も入っています。ただ、ドアと車体間のカプラーを通すための端子は無いので、どうにかしないといけませんね。
　塗装済みも販売されていましたが、塗装済みは売れ筋カラーしか無いようで、アイアンはありませんでした。（その後アイアンもラインナップに加わったようですが。）
　加工を始める前に、まずは動作確認します。ＤＣ１２Ｖに繋いで、ＬＥＤが問題なく点灯することを確認。

　塗装はされていないので、塗装します。全体はやや灰色がかった白い樹脂の色のままなので、まずは全体を耐水ペーパーの８００番で磨きました。多少の傷は、これで消えてしまいますし、同時に塗料の食いつきが良くなります。

　全体に研ぎ出したら、次はプラサフを吹きます。これはプライマーサフェーサーのことで、地肌に塗装が食いつきやすくするプライマー効果と、表面の傷を埋めるためのサフェーサーの効果を持った下地塗料です。
　私が使ったのは、デイトナ MCペインターのサフェーサーです。個人的に使い勝手が良いようなので、好んで使っています。

　特に大きな傷も無いので、耐水ペーパーの１０００番で全体を撫でるように磨きます。多少ヒケのような部分もありましたが、サフェーサーで埋まる程度だったようです。
　もしここで傷があった場合には、納得のいくまでパテ、サフェーサーで修正しておきましょう。ここで妥協すると、後々まで響きます。

　再び水分を全て落として、全体をシリコンオフ等の脱脂剤で脱脂します。そしてアイアンのスプレーで塗ります。アフターパーツメーカーから、既製品では塗料が出ていません。仕方ないので、ソフト９９のボディーペンオーダーで買いました。既製品と違って倍くらいするのですが、仕方ありません。
　まだ艶は無くても良いので、ムラにならないようにだけ気をつけて吹きます。
　全体に塗ったら、乾燥させて、今度は捨て吹きのクリアーを塗ります。これはその後の研ぎ出し時にアイアンの塗料層を削らないために塗り重ねる物ですので、ある程度厚めに塗っておきます。

　捨て吹きクリアー後、耐水ペーパーの１５００〜２０００番で全体を撫でるように磨きます。これは表面の僅かな凹凸を取るための物ですので、文字通り撫でるようにする程度で充分です。

　再び水分を全て落として、全体をシリコンオフ等の脱脂剤で脱脂します。その後仕上げ用に、ウレタンクリアーを塗ります。これ以前の塗料は、とにかくムラにならないことだけに注意して塗れば充分でしたが。ここでは艶を出すことに専念します。表面全体に、垂れる寸前まで厚塗りし、艶を出します。

　ウレタンクリアーは完全乾燥には多少時間がかかるので、しばらく放置します。出来たら一週間、最低でも２〜３日は放っておきましょう。その後磨き作業に入ります。
　コンパウンドの目を中目→細目→極細→仕上げ用と次第に細かいのに変えながら、全体を磨いていきます。この際表面の状態を見るには、蛍光灯等を映してみると、よくわかります。上のウレタンクリアーを吹いただけの画像だと、まだ蛍光灯の直線が微妙に歪んでいるのがわかりますが。この下の、磨き後の画像だと、ほとんど歪みが無く直線的に映っているのがわかるでしょう。
　こうなれば完成です。

　レンズ部分を組み付けて、出来上がり。後は実際の取り付けに入ります。