インテリジェントキーの電池交換。

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　セレナを、いじった記録です。ドレスアップ、走行性能の向上等にはあまり興味がないので、ほとんどが使い勝手の向上のための物です。

　以下の内容を参考にして作業した結果、車両や部品の破損、健康上の被害、その他何らかの損害を被っても、当方は一切責任を負いません。自己責任でお願い致します。

　インテリジェントキーの電池交換。　作業日：2008/11/14

　今年もスキー場行きの日々が始まりましたが。そこで一つ、トラブルが。
　私は土曜夜発、現地到着、そのまま車中泊で日曜滑る、がメインパターンなのですが。今回もこれをしたところ、日曜朝に滑る準備を終えて車を離れようとしましたが、ドアロックが出来ません。
　ん？と思って数回ドアのスイッチを押してみると、どうにかドアロック出来ました。その時は何か調子が悪いのかな、と思ったのですが。
　その後滑走して昼に戻ってくると、今度はアンロック出来ません。今度は何回押しても駄目。で、情報を整理。したら、ピンときました。

　まず、ポケットに入れていたインテリジェントキーを、ポケットの中で手で握って、暖めます。数十秒暖めた後、アンロックしてみました。今度は一発でＯＫ。
　これでほぼ間違い無いですね。インテリジェントキーの電池の消耗でしょう。
　その後昼食後にロックした時は普通に出来て、滑走後にまたアンロックしたら出来ず、暖めたら一発で出来ました。

　おそらく、
朝は車中泊の車内で冷えて電池が弱り、作動不良。どうにか作動。
ゲレンデで滑っている間に冷えて、作動不良。今度は全然動かず。
手で暖めたため、作動。その後はそのままポケットに入れていたため、問題無く作動。
再度ゲレンデで滑っている間に冷えて、再び作動不良。暖めたので作動。
　と言ったところでしょう。

　日常生活ではそこまで冷えることが無いからか、帰宅後は特に問題無く、その後も動いていましたが。スキー場でまた作動不良になると面倒なので、電池を交換しました。

　インテリジェントキー。これはセレナ用で両側スライドドア用ですね。なので四つボタン。片側スライドドアだと三つボタン、オートバックドア車だと五つボタンです。
　裸のままポケットに入れっぱなしなので、日産マークはメッキが落ちて地の黒が出てしまっています。そのわりにスイッチ部や本体はきれいです。

　用事があるのは、まず裏側。

　画像中央上のスイッチを上に押し上げると、メカニカルキーが抜けます。

　メカニカルキーを抜いたところをアップすると、こんな風になっています。画像向かって左側に、いかにもここから開けてくださいと言わんばかりの隙間がありますね。ここにドライバーを入れたりして、こじってください。傷が付かないように注意しながら。
　するとはまっているだけなので、上下にわかれます。
　と書きましたが。私は爪先で引っ張っていたら、外れてしまいました。意外と簡単です。

　すると四枚おろしになります。左から、スイッチ側カバー、スイッチ部のゴムカバー、本体基盤、メカニカルキー側カバーです。メカニカルキー側カバーに、電池が見えると思います。

　これがそれ。ＣＲ２０２５の規格品ですね。電気屋さんならどこででも扱っている汎用電池なので、入手は容易です。
　後は入れ替えて、逆の手順で戻すだけ。最後は両側のカバーをパチンと音がするまではめれば、完了です。

　なお取扱説明書によると、本来は電池は、二年を目安に交換してくださいとなっています。二年くらい経ってキーの反応が悪くなってきたら、電池を疑った方が良いでしょう。
　ちなみに私の場合、三年弱もちました。これはおそらく、キーのボタンをほとんど使用しなかったからだと思われます。私はロック、アンロックは車体側スイッチで行い、スライドドアボタンはほとんど押さないので、キー自体が電波を出すような使い方をしません。