マルチプロジェクターフォグランプに交換。

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　セレナを、いじった記録です。ドレスアップ、走行性能の向上等にはあまり興味がないので、ほとんどが使い勝手の向上のための物です。

　以下の内容を参考にして作業した結果、車両や部品の破損、健康上の被害、その他何らかの損害を被っても、当方は一切責任を負いません。自己責任でお願い致します。

　マルチプロジェクターフォグランプに交換。　作業日：2007/07/07
　セレナのフォグをHID化した時、少しだけ気になっていたことがあります。それは、上方向への光漏れです。純正のマルチリフレクターフォグは、さすがにメーカー純正品だけに、上方向への光をちゃんと遮光してありました。しかし純正ハロゲンバルブのときにはさほど気にならなかったのですが、これをHIDにした時に、上方向にも少し光が漏れているのが気になりました。ハロゲンバルブでも同じように漏れているのを確認出来るのですが、ハロゲンの明かりでは、さほど気にならなかったのです。それがHIDの光で、強調されたようです。
　ので、これを改善します。明るさを確保しつつ、上方向への光をカットすべく、マルチプロジェクターフォグランプに交換してみました。これは日産純正のフォグランプで、エルグランドやエクストレイル等のオプションに採用されています。プロジェクター式なので、光はかなりしっかり制御されているようです。車種ごとに多少形状の差があるようで、エクストレイル用等は、セレナへの流用は不向きと思われます。私はエルグランド用を流用しました。
　これは後ろの形は全く違うものの、直径等はほぼ同じです。

　横から。純正フォグに比べて、かなり後ろ方向が出っ張っているのがわかります。これが少々心配ですね。

　後ろから。これは特に、何てこと無いですね。

　これは純正フォグの取り付け状態を、後ろから撮影したものです。取り付け部分にかなり手を加えないと、付かないであろうことが想像出来ます。

　後ろはどうやってもつっかえるので、切ってしまいます。まずは後端から２０mmほどのところに印を付けて。

　切りました。もう後戻り出来ません。(^^;)

　やっちゃった〜。が、これでは全然足りませんでした。左側（助手席側）は特に問題ありませんでしたが、右側（運転席側）はフォグ真後ろにウォッシャータンクがあり、それにつかえてしまいます。さらに削って、結局２０mmどころではなく、４５mmくらい削りました。

　削りに削って、どうにか後方との干渉を避けられました。

　後は、取り付け方法を考えます。本体に元々付いている取り付け用の穴を利用することにして、こんな形の金具を用意します。

　本体を囲むように、四本取り付けます。

　バンパーのフォグ取り付け穴に差込み、周囲をステンレスバンドで固定します。光軸調整がやりにくいですが、どうにか付きました。

　外から見たところ。

　外から見たところ２。少し出っ張ってしまいましたが、まあ変ってほどではないかと。

　外から見たところ３。違和感無く付きました。

　点灯状態。

　
左が交換後。
右は交換前で、助手席側がHID、運転席側がハロゲンです。HIDにしたことにより、上半分にも少し光が漏れているのがわかります。
交換後はそれがなくなっており、上への光漏れは見えません。