ポジションランプのＬＥＤ化。Ver2

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　セレナを、いじった記録です。ドレスアップ、走行性能の向上等にはあまり興味がないので、ほとんどが使い勝手の向上のための物です。

　以下の内容を参考にして作業した結果、車両や部品の破損、健康上の被害、その他何らかの損害を被っても、当方は一切責任を負いません。自己責任でお願い致します。

ポジションランプのＬＥＤ化。Ver2 作業日：2007/03/27

　以前、ポジションランプをＬＥＤ化しましたが。これは橙だったので、今回新たに白で作り直してみました。
　理由は、橙だと保安基準に合致しないからです。私の車に適用される規制だと、ポジションランプは白以外は使えません。（ウインカー兼用の場合を除く。）
　以前は、橙でも良かったんですが。

　と言う訳で、今回使った部品はこちら。
　左から、
ＬＥＤ：日亜化学工業　FLUXタイプ白色LED NGPWR70AS
抵抗：1/4W 13オーム
三端子レギュレーター：LM317LZ
Ｔ１０座金
　です。今回のLEDは、100mA流せるシロモノですので、100mAいってみます。一応120mAくらいまでいけるらしいのですが、さすがにちょっと、やめておきました。(笑)

　真ん中の抵抗と三端子レギュレーターは、定電流回路のための部品です。回路なんて言うほどの物ではありませんが。三端子レギュレーターの定電流特性を使い、電圧制御ではなく電流制御に使います。

　まずはLEDを、こんな風に直列に繋ぎました。

　次は、定電流回路です。回路なんて物ではありませんが。
　三端子レギュレーターの調整端子(ADJ)と出力端子(OUT)の間に、1/4W 13オームの抵抗を入れただけの物です。

　定数1.25/0.1A=12.5
　ですので、12.5オームの抵抗を入れれば、0.1A(100mA)流れることになります。しかし12.5オームは無いので、13オームを入れておきました。これで
　1.25/13=約0.096
　つまり96mAの電流が流れます。

　この定電流回路を、LEDの＋に繋ぎました。LED三個直列に、さらにこの回路が直列に繋がりました。
　これだと、左右方向にLEDがありませんが。Ｃ２５セレナの場合、元々ポジションが縦に長く、横幅は非常に細いので、横は無くても然程問題は無いでしょう。今回のはFLUXタイプLEDなので、横にもある程度光が散りますので。

　マイナスからも、線を延ばします。

　で、出ている線を座金の穴に通し、出てきた線を折り返しました。
　最後に、電子部品の洗浄剤でハンダヤニを洗浄して、終了。

　これで完成。単純な作りですね。(笑)

　バイク用のバッテリーで、点灯テスト。特に問題なく点灯します。（もちろん実際に組み付け前に、段階を追ってテストはしていますが。最終テストですね。）
　しかしさすがに100mA流すと、それなりに温度が上がりますね。無理もありませんが。
　日亜製の信頼性のあるLEDですし、触れないほど熱いと言う訳ではありませんから、たぶん大丈夫だろうとは思いますが。

　取り付けについては、以前の整備手帳の通りです。
　点灯状態については、これ以上画像がアップ出来ませんので、フォトギャラリーにて。関連情報URLを参照してください。