（作成 2002/06/10）
（最終更新 2002/06/10）
インストールは正常に終了したがWN-B11/USBのユーティリティが起動できない のですが？
＜現象＞ インストールは正常に終了し、デバイスマネージャでも正常な状態であるにも 関わらず、「WN-B11/USB設定ユーティリティ」が起動できないため設定変更が できない。 ＜対処＞ 「WN-B11/USB設定ユーティリティ」を削除して、インストールし直ししてみ てください。 （削除の方法は取扱説明書「ユーティリティを削除するには」をご参照くだ さい。) インストールしなおしても、起動できないという場合が稀にございます。 このような現象が発生する場合の原因は現在のところは不明でございますが、 Windowsを再セットアップすることで回避した例がございます。 ただし、必ず回避できるということは現状では断定はできません。 もし、「WN-B11/USB設定ユーティリティ」を再度インストールを行っても同じ状況である場合は、 「WN-B11/USB設定ユーティリティ」で設定できる内容が、「コントロールパネル」−「ネットワーク」− 「I-O DATA WN-B11/USB Ethernet Adapter」のプロパティを開き、「詳細設 定」タブをクリックしていただいた中で設定することも可能ですので、こちらにて 必要な設定を行っていただけないでしょうか。 以下はプロパティの内容とユーティリティでの設定項目の対比となります。 【アダプタの詳細設定による無線設定】 ■Authentication Type [Open System|Shared Key] [暗号化]タブの[認証形式]に相当 暗号化を使用する場合は「Shared Key(共有鍵)」に設定します。 ■Channel [1〜14] [動作設定]タブの[チャンネル]に相当 Ad hocモードの場合、任意に設定します。 Infrastractureの場合は設定変更の必要はありません。 ■Encryption Level [128-bit encryption|64-bit encryption|None] 暗号化の設定ですがユーティリティに相当する設定はありません。 暗号化を使用する場合は「64-bit encryption」に設定します。 ■Opereating Mode [Infrastracture|Ad hoc] [動作設定]タブの[モード]に相当 アクセスポイントがある場合は「Infrastracture」に設定します。 ■Preamble Type [Long|Short] [動作設定]タブの[プリアンブル]に相当 通常は「Long(長い)」を選択します。 ■SSID [<任意設定> 32文字の半角英数 初期値:default] [動作設定]タブの[SS ID]に相当 アクセスポイントや他の無線アダプタと同一の文字列を設定します。 ■WEP KEY #1 [<任意設定> 10桁の16進コード] [暗号化]タブの[キー #1]に相当 暗号化を使用する場合にアクセスポイントや他の無線アダプタと同一の 文字列(10桁の16進コード)を設定します。 ユーティリティでは2桁づつ「:」で区切られていますが、 この項目では区切る必要はありません。 ■WEP KEY #2 [<任意設定> 10桁の16進コード] ■WEP KEY #3 [<任意設定> 10桁の16進コード] ■WEP KEY #4 [<任意設定> 10桁の16進コード] [暗号化]タブの[キー #2〜#4]に相当 通常はキー#1のみの設定だけで構いません。 ■WEP Key to use [1|2|3|4|None] 暗号化の設定ですがユーティリティに相当する設定はありません。 暗号化を使用する場合、通常はキー#1の設定を使用するので「1」を 設定します。 ■WEP Mode [Mandatory|Optional] [暗号化]タブの[モード]に相当 暗号化を使用する場合は「Mandatory(必須)」に設定します。 ※注意 上記以外の設定項目は変更しないでください。
