ＪＳＢＡバッジテストニ級受検記

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　これは、１９９８年２月、私がバッジテストを受けた時の様子を、当時のNIFTY SERVE、FSNOWB（スノーボードフォーラム）にアップした時の物を転載しています。内容については、古い点もあることをご承知下さい。（特に「スノーボードバッジテスト基準・実施要項」が本年2002年9月に改訂され、合格基準が若干変わっています。)

　2/15 丸沼。天候は雪。昨日の暑いくらいの快晴とはうって変わって雪が降り積もり、アルペン初心者の私にはちょっと検定には辛い状況になっています。最初は受検を止めようかと思っていたのですが、あのスキー場で知り合った仲間の
多くが受けるというので、私もつられて受検してしまいました。受検を決心したのが遅かったので、事前講習は受けられませんでした。

　このスキー場では、常設の「丸沼高原スノーボードスクール」にてバッジ検定を開催しています。事前講習の受講は自由で、検定開催当日の10:00〜12:00まで行っています。料金は3,800円。検定を受検する場合の受付時間は、事前講習を受ける人は10:00まで、検定だけを受ける人は12:00までとのこと。ただ実際の検定は13:00〜なので、検定だけなら多少申込が遅れても大丈夫は大丈夫なようです。しかし、このスキー場はスノーボード自体にライセンス制度をとっており、これがないと滑走自体が出来ません。検定当日にライセンスを取得したりするのは、慌ただしくなってしまうので止めておいた方が良いかもしれません。
　検定に使用するコースは、１〜３級はセンターハウス前のメインコースとも言える「イエローコース」の下から見て中央ペアリフト左側で行われます。４〜５級はスノーボードスクール前の、ブルーコース寄りのイエローコースで行われます。ただし、雪面状況によっては変更されることもあるそうです。
　検定はまず４〜５級を先に行い、１〜３級受検者はその間に検定コースのスタート位置に移動します。４〜５級は受けたことがないのでわかりませんが、１〜３級の場合、まず１級のドリフトを先に行い、それから、２、３、１級の順でショート、次にやはり２、３、１級の順でロングを行い３級はこれで終了、２、１級の順で総合滑降を行って終了です。滑走距離は、ショートが一番短く、ロングはショートより少し上からスタートになります。総合滑降はロングよりさらにスタート位置が上になり、ゴールエリアも下に下げられます。
　それから人数によって変わるそうですが、普通は15:00に受検結果発表となります。最初に総評が話され、各級ごとに合格者番号が呼ばれます。合格者はゼッケンと引き換えに登録料を支払ってバッジと合格証を受け取り、不合格者はゼッケンを返します。全受検者の受検番号と点数が発表され、人によっては弱点を一言コメント（スピードがない、リズムが悪い、ターン弧が不均等、停止出来なかった、転倒等）してあります。

　さて、実際の私の受検の方はと言えば。

　ロングターン、ショートターン共、ややスピード感に欠けるかな？と思いながらもまあそれなりに滑れました。コース状況が悪かったわりには、私としては上出来な方でしょう。
　ただ、総合滑降でミスりました。右手を上げて検定員に合図し、滑り出して数メートルでコケました。(^^;) スピードが出ていないうちにショートターンに入ろうとしたのが失敗でした。が、これで開き直り「どうせ駄目ならスピード命〜！」とばかりにまずショートで出来るだけ切るように小さくターンを繰り返し、ロングもターン弧をあまり大きくせず、ミドルぎみに切るようにしてターン。停止エリアなんて考えずに滑りましたので、停止時には普段あまりしないフロントサイドでの停止になってしまいました。(^^;)

　結果の方は全て７０点というぎりぎりながら、何とか合格です。総合滑降の転倒は、どうやらそれ以降の滑りで帳消しにしてもらえたようです。

　総評で検定員がおっしゃっていましたが、「今回は非常に滑りにくいので、滑りの安定性が重要になりました」また、「一級の方で合格された方もいらっしゃいますが、ドリフトターンが合格点に達している人は誰もいません。（つまり全員７０点未満で、一級で合格した人は他の種目で７０点より良い点だったので合計するとドリフトの不足分をカバー出来た）普段カービングの練習ばかりしているとドリフトが出来なくなってしまったり、なめて練習しなかったりすると点数が悪くなりますのでドリフトもちゃんと練習して下さい。でないと、今回は受かったとしてもＢイントラには合格出来ません。」とのことでした。