ＸＬＲ８０ＲにＸＲ１００Ｒのタンクを取り付ける方法について

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　以下の内容を参考にして作業した結果、部品やバイクの破損、健康上の被害、その他何らかの損害を被っても、当方は一切責任を負いません。自己責任でお願い致します。

　大庭さんから、上記についての情報をいただきましたので、私の方で画像を加えて説明してみます。（なお、これはＸＬＲ８０ＲにＸＲ１００ＲＭ型のタンクを取り付けた場合の話です。それ以外の型式のタンクを取り付ける場合、必ずしもこの手法が使えるとは限りません。）

１．フロント側マウントの移動。	これは、タンクの前側のマウント部分を、車体の右側から見た画像です。 　赤い矢印の根元側にある黒いゴムを、矢印の先にある穴の部分に移動させます。 　これは、ＸＬＲ８０ＲとＸＲ１００Ｒでは、マウントの位置が違う為、ＸＲ用のマウント位置に移動させてやる必要があるためです。 　以下に、具体的な方法を説明します。
	これは、元々のタンク前側マウントを、着座位置から見下ろした状態です。もちろんタンクは外した状態ですが。このゴムにタンクの金具を嵌め、車体に固定しています。 　このゴムを外します。ゴムが強く嵌めてあるだけなので、固着しているかもしれませんが、強く回せば外れます。
	外すとこのような棒が現れます。これを、左図の通り、左右最低１cm以上切り取ります。 　全部根元から切り取ってしまっても構いませんが、それをやると二度と元には戻せません。（溶接等で棒を再生すれば別ですが。） 　これは、この棒がＸＲ１００Ｒタンク取り付け時にタンクと干渉するからです。
	外したゴムをここに当て、ＸＲ１００Ｒタンクを載せます。 　タンクからの固定金具とフレームの間にこのゴムを挟み、あとは適当なボルトナット等で現物合わせで取り付けます。 　ただしこの際、もしかしたら、このゴムの厚さが厚過ぎて、タンクの金具の間に上手く収まらないかもしれません。その場合は、このゴムを薄く削るか、ホームセンター等でゴム板を買ってきて、現物合わせで厚さを合わせた物を作ってやる必要があるかもしれません。

２．リア側マウントの移動
　ＸＬＲ８０Ｒの場合はボルト、ワッシャーでフレームに固定されているのに対し、ＸＲ１００Ｒはワイヤーでフレームに固定されています。このワイヤーをＸＬＲ８０Ｒの取付け部に引っ掛けると、ちょうど良い位置に固定出来ます。しかしこのままだとワイヤーが外れてしまう可能性があるので、これの外れ止めとして、元々のＸＬＲ８０Ｒ用タンク固定用ボルト、ワッシャーを取付けておきます。

　これで完成です。ただし上記の説明は、大庭さんが考えた方法を、私がメールでうかがって、それを図解でわかりやすいように書いた物です。私自身がやったことではありませんので、もし真似される方は、ご自分で工夫や現物合わせが生じる可能性があることをご了承下さい。